Month: 5月 2014

成分バルデナフィルの作用機序

陰茎(ペニス)を勃起させるには、陰茎の中にある「海綿体」という部分に十分な血液を送り込まなければいけません。
逆説的に言うと、血流の悪い高血圧者などは、性的興奮状態に陥っても十分な血液が海綿体に行き届かず、勃起することが出来ないという症状が現れます。これが勃起不全です。

ED治療薬レビトラの含有する主成分「バルデナフィル」には陰茎の海綿体平滑筋の緊張をゆるめ血流をよくする作用があります。
そうすることで陰茎の海綿体へ十分な血液が送り込まれる仕組みを確保し、興奮した時に正常に陰茎が勃起状態になるのです。

EDには「心因性」のものや「器質性」のものや「混合性」とよばれるタイプに分類され、医療機関ではそれぞれに応じた治療方法が取られますが、このバルデナフィルという成分は心因性・器質性・混合性、いずれのタイプのED(勃起不全)にも有効であるとされています。

国内外において、さまざまな臨床試験が行われ、服用者のうち70%~90%の人に勃起回復効果が認められました。
他にも、開発・発売元であるバイエル薬品の臨床試験から早漏にも有効であるという発表がなされ、男性器のコンプレックスである「勃起不全」と「早漏」の両方に効く医薬品であるという事から、若年層・老齢層共に人気を博しています。
今までクエン酸シルデナフィル(バイアグラ)愛好者であった方々が、新たにバルデナフィル(レビトラ)へ利用移行するという現象も起きているくらいに人気の医薬品です。

バイアグラとの成分の違い

レビトラの成分バルデナフィルと、バイアグラの成分シルデナフィルには様々な違いがございます。
まず、レビトラの成分は水に溶けやすい性質を持っているため、服用後30分ほどで効果が現れるという即効性の高さが魅力です。
一方バイアグラは、服用後1時間~2時間ほどで効果が現れますので「効くのが早すぎては困る」という場合などはバイアグラを利用される方も少なくありません。

クエン酸シルデナフィル(バイアグラ)と塩酸バルデナフィル(レビトラ)にはそれぞれ利用者にとってのメリットデメリットが存在していますが、塩酸バルデナフィルはクエン酸シルデナフィルよりも後に開発された医薬成分であるため、クエン酸シルデナフィルのデメリットを補うようなメリットが際立っている特徴があります。

それは副作用においても言える事で、バイアグラとレビトラで副作用を比較した際、レビトラ(塩酸バルデナフィル)の方が副作用が少ないという報告があります。
バイアグラよりも強力に作用し、尚且つ副作用が少ない成分であるという事から、高齢者に対する処方割合が増えてきています。
今まで血圧や飲み合わせが原因でED治療薬の服用を諦めていた人にとっても、もしかすると福音となりうる可能性を秘めていると言えるでしょう。

老齢者の場合はいきなり、バルデナフィル20mg含有錠を服用するのではなく、医師の指導の下5mg→10mg→20mgへとステップアップする事をお勧め致します。